真夜中、知らぬ土地に立つてゐた。外は雨、途方に暮れてゐた。近くのコンヴィニに立寄る。覚悟を決めて雨空の下へ出た……。
ネットに繋いだら最近擦違つてばかりの人が出てゐた。一寸話をしてみる。奇妙な事を書いて来た。俺は堪らず電話すると応へた。電話から泣き声のやうな音が幽かに聞える。外は白々と明けて来た。けふは晴れだと思つた。